Juniper QFXシリーズ QFX3600 (販売終了)

Juniper QFX3600の特徴

ノンオーバーサブスクリプション

QFX3600は、40GbEのQSFPポートを16ポート搭載することが可能です。QFabricのインターフェースカードとして、アップリンク(QF/Interconnectとの接続)に40GbEを8ポート、同じくダウンリンク(サーバーファームとの接続)に40GbEを8ポートもしくはブレークアウトケーブルによる10GbEを32ポート利用することで、1:1のノンオーバーサブスクリプション構成が可能となります。

低遅延

QFX3600は、QFabric構成時のポート間通信遅延を3マイクロ秒以下に抑えます。

冗長性

QFX3600は、2つの電源モジュール、3つのFANモジュールを搭載し、内部コンポーネントの冗長性を確保しています。

拡張性

QF/InterconnectであるQFX3600-IをQFX3008に変更することで、QFX3000-M(※1)システムからQFX3000-G(※2)システムへ移行することが可能なため、既存資産を有効活用した拡張性を提供することが可能です。

(※1)QFX3000-Mは、QF/Interconnect部分にQFX3600-Iを利用したファブリックシステムです。10GbEポートを最大768ポート収容可能なシステムで、中小規模データセンターに最適です。
(※2)QFX3000-Gは、QF/Interconnect部分にQFX3008を利用したファブリックシステムです。10GbEポートを最大6,144ポート収容可能なシステムで、大規模データセンターに最適です。

QFabric構成例

QFX3000-M 6:1オーバーサブスクリプション構成

QFX3000-M 6:1オーバーサブスクリプション構成

QFX3000-M 3:1オーバーサブスクリプション構成

QFX3000-M 3:1オーバーサブスクリプション構成

QFX3000-M 1:1ノンオーバーサブスクリプション構成

QFX3000-M 1:1ノンオーバーサブスクリプション構成

Juniper QFX3600の製品仕様

QFX3600外観図

QFX3600外観図

QFabricSystem QF/Node
単体利用
サイズ(RU) 1RU
最大スループット 1.28Tbps
冗長性 電源、FAN
最大ポート数  
100M/1G/10G Base-T -
1G SFP -
10G SFP+ 64
40G QSFP+ 16
100G CFP -
固定ポート数  
100M/1G/10G Base-T -
1G SFP -
10G SFP+ -
40G QSFP+ 16
100G CFP -
電源タイプ AC/DC
最大VLAN設定数 4,095
MACエントリー数 128,000
IPv4Static 16,000
IPv6Static N/A
ARPエントリー数 8,000

Juniper QFXシリーズの概要

ジュニパーネットワークスのQFXシリーズは、データセンターネットワーク向けに最適化されたファブリック・スイッチです。SpineからLeafまで、幅広い要件・多様なアーキテクチャに対応しています。

QFXシリーズは、ジュニパーネットワークスの共通OSである「Junos OS」を搭載し、サービスプロバイダやデータセンターなどのミッションクリティカルな環境において、優れたスケーラビリティ、アジリティ、プログラマビリティ性能を発揮します。

また、Spine-Leafモデルの採用により、多階層構成によるネットワークの遅延やスケールアウトの制限を解放し、低遅延でフラットなネットワークを構成できます。データセンター内を流れるトラフィックを最適化・高速化することで、運用効率を大幅に高め、お客様のOPEX低減に大きく寄与します。

Juniper QFXシリーズの特徴

バーチャル・シャーシ・ファブリック(VCF)対応 ~最大20台の機器を集中管理~

組み合わせパターン

Spine
QFX5100
Leaf
EX4300
QFX5100

バーチャル・シャーシ・ファブリック(VCF)は、Spine-Leaf構成の新しいアーキテクチャです。

Spineとなるスイッチが、ファブリック全体のコントロールプレーンとして機能することで、最大20台のスイッチを一元管理しシンプルな運用を実現します。

また、Leafに他シリーズのスイッチ製品を選択可能なため、ビジネススケールに応じた柔軟な機器構成が可能です。資産を有効活用できコスト削減につながります。

OSアップデートをより快適に

Topology Independent in-Service Software Upgrade(TISSU)

QFX5100は、JunosOSを筐体内でハイパーバイザー環境上に、バーチャルOSとして搭載しています。

OSアップデートの際に発生するインパクトを低減し、アップグレードをより快適に実行できます。

使用プロトコルやファブリック・アーキテクチャに依存せず、レイヤー2/レイヤー3などのいかなる構成でも使用することが可能です。

Juniper製品ラインナップ

QF / Node・Standalone

QFX10000 Line

中規模大規模

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