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Juniper PTXシリーズ PTX3000
Juniper PTX3000の概要
PTX3000は、小規模な地域導入向けにLSRやインターネットバックボーン、ピアリング、光コンバージェンス アプリケーションに最適化したサービスプロバイダー向けの統合型スーパーコアルーターです。22Uパッケージでこれまでにない容量を実現し、ワイヤレート性能で、シャーシ1台あたり8Tbps、または標準の19インチ電気通信用ラック 1台あたり16Tbpsをサポートします。
PTX5000同様にカスタムExpressPlusシリコンを搭載し、予測可能なIP/MPLSパケット性能と機能を提供して、他のコアルーターに配置されている過剰設計のNPUで見られるような、ギザギザの複雑なパケットプロファイルをなくします。
極限まで最適化された筐体を持つPTX3000は、統合型スーパーコアのメリットを求める比較的小規模なサービスプロバイダー、次世代メトロ統合型スーパーコア インフラストラクチャなどの用途にご利用いただけます。
用途
・LSRコアルーター、IPコアルーター
・統合スーパーコアルーター(MPLS/IPコアとオプティカルの統合)
・ピアリングルーター、VPN ASBR
・メガデーターセンターのコアルーター
Juniper PTX3000の特徴
トップレベルの拡張性
PTX3000は、単一シャーシで8Tbpsまで拡張可能で、768個の10GbE インターフェイス、192個の40GbEインターフェイス、80個の100GbEインターフェイスに対応可能。サービスプロバイダーに、増大するトラフィック要求をしのぐために必要なパフォーマンスと拡張性を提供します。
可用性に優れたハードウェア
完全なハードウェア冗長性(冷却、電源、ルーティング エンジン、コントロール ボード、SIB)を備えた設計。サービス プロバイダーがコア全体で厳しいサービス品質保証契約を守るため、常にオンのインフラストラクチャベースを維持する上で必要不可欠な要件を満たします。
高可用性のソフトウェア
高可用性のためにグレースフル ルーティング エンジン スイッチオーバー(GRES)、ノンストップ アクティブ ルーティング(NSR)、統合型インサービス ソフトウェア アップグレード(統合型 ISSU)などの HA 機能をサポートします。負荷下で50msという画期的な冗長スイッチオーバーに加え、ネットワーク トラフィックを中断することなく、ソフトウェアのアップグレードや変更が可能です。
最高レベルのパケット処理性能
ExpressPlusカスタムシリコンの画期的なイノベーションにより、すべてのIP機能およびMPLS転送における比類のないパケット処理能力を実現し、増加し続けるトラフィックに伴うネットワーク拡張の課題に対応します。
超コンパクト筐体
ETSIの300mmの規格に適合するPTX3000は、電力および冷却技術の最先端のイノベーションにより、競合製品の1/11のサイズで8Tbpsの容量に対応できる、最もコンパクトなコアルーターです。特に新興市場や配信拠点の環境でのコロケーション、本社、地域ネットワークにおいて、スペース効率やETSI規格は不可欠な要件となっています。
Juniper PTX3000の製品仕様
サイズ(RU) | 22RU |
---|---|
最大スループット | 8Tbps |
冗長性 | 電源、FAN、RE、CB、SIB |
最大ポート数 | |
1GE | - |
10GE | 768 |
40GE | 192 |
100GE | 80 |
固定ポート数 | |
SONET | - |
ATM | - |
WDM | ● |
PICスロット数 | 1/FPC |
FPCスロット数 | 8 |
電源タイプ | AC/DC |
Juniper PTXシリーズの概要
PTXシリーズ ルーターは、サービスプロバイダーの運用予算に影響を与える根本的な懸念事項である電力、スペース、重量にフォーカスし、増大するIPトラフィックおよび MPLS転送において一貫して低いレイテンシとワイヤレート パケット性能を実現します。
また、3Dメモリアーキテクチャを基本設計に組み込んだジュニパーネットワークスのExpressPlus™ は、初の電気通信専用シリコンで、1秒あたり16億回のフィルター処理と動的なテーブルメモリの割り当てにより、IPルーティングの拡張性を高め、電力効率を大幅に向上させます。
Juniper PTXシリーズの特徴
統合型スーパーコアアーキテクチャーとコーポーネント
LSR
拡張可能でコストが最適化されたネットワークと共に、コアMPLSバックボーンの中核を活用できます。
IPバックボーン
インターネットバックボーンやインターネットピアリング、インフラストラクチャエッジ、バックエンドでのデータセンター接続、地域コア、パケット転送などのアプリケーションにも対応します。統合型スーパーコアアーキテクチャの採用により幅広いアプリケーションを利用でき、業界最低のTCOを達成し、要求に応じて各アプリケーションを有機的に拡張できます。
Junos Space (ネットワーク管理 プラットフォーム)
障害、設定、パフォーマンス、セキュリティー管理(FCAPS)の幅広い機能で、融合型のスーパーコアアーキテクチャ全体を包括的に管理できます。また、新しいJunos OS リリースの同日サポート、タスク固有のユーザー インターフェイス、既存のNMSやOSS/BSSと統合するためのノースバウンドAPIが提供されます。
NorthStar Controller (トラフィックエンジニアリング プラットフォーム)
ネットワーク全体の帯域需要を把握し、IP/MPLSフローの詳細な可視化と制御を行います。大規模なトラフィック負荷の予防的監視、プラニング、および適切なルーティングにより、コアネットワークインフラ全体を動的に最適化することが可能となります。これにより予測可能性、耐障害性、そしてSLAを確保しながらコストが高くつくオーバープロビジョニングを回避し、より迅速で柔軟なサービス提供を実現します。
9.6Tbps
57.6Tbps
230.4Tbps
- PTX10001
- PTX10004
- PTX10008
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