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Juniper Mシリーズ M7i (販売終了)
Mシリーズは販売終了いたしました。後継機となるMXシリーズをご確認ください。
Juniper M7iの概要
M7iルーターは、筐体の高さが8.9cm(3.5インチ)のシャーシーで10Gbps以上のスループットをサポートしています。小規模アクセスポイントのIP/MPLSプロバイダエッジルーターとして理想的な製品です。ハードウェア化による高速NAT、ステートフルファイアウォール、IPSec、Juniper Flowアカウンティングなどに対応した専用アダプティブサービスモジュールやマルチサービスモジュールを実装すると、キャンパスネットワークのボーダールーターや企業の本社ビルの加入者側装置(CPE)としても威力を発揮します。
固定インタフェースカード(FIC)で固定ファストイーサネットポート×2、固定ギガビットイーサネットポート×2、または固定ギガビットイーサネットポート×1のいずれかをサポートするほか、着脱可能なPICを4枚まで実装できます。インタフェース速度は、最大でOC-12c/STM-4とギガビットイーサネットまで対応します。PICは、M7i、M10iの両ルーターで共用できます。
用途
- 小規模のアクセスポイントのIP/MPLS PEルーター
- 企業のインターネットゲートウェイ
- キャンパスネットワークのボーダールーター
- 高性能CPE
Juniper M7iの特徴
総合的なVPNポートフォリオ
業界随一と言える多彩なVPN機能をサポートしています。レイヤ2バーチャルサーキット、レイヤ2VPN、レイヤ2.5インターワーキングVPN、RFC2547準拠のレイヤ3VPN、VPLS、IPSec、GRE、IP over IPなどのトンネリング方式を同時運用できるうえ、パフォーマンスが低下することもありません。
きめ細かいQoS機能
豊富なパケット処理機能が搭載されており、ポート単位、論理回線単位(DLCI、VC/VP、VLAN)、チャネル単位(最小DS0)で、多段階のきめ細かいQoS制御によるトラフィックの優先度設定が可能です。
高度なサービス
多彩なサービスをVPN上に階層化すると、収益力が増します。VRFごとにNATやステートフルファイアウォールを設定してネットワーク型セキュリティを実現することで収益拡大が可能になるほか、セキュリティを重視するエンドユーザー向けに、IPSecを利用して高品質のセキュリティサービスを提供することもできます。
高信頼設計
Mシリーズは拡張性と安定性を念頭に置いて開発されており、モジュラー型の耐障害性に優れたJunos OSが搭載されています。さらに、Mシリーズの全モデルで電源と冷却ファンが冗長化されています。Junos OSには、無停止型スイッチオーバー機能が搭載されており、万一、ルーティングエンジンの障害が発生した場合でも、ノンストップのパケット転送が可能です。
強固なセキュリティ
Mシリーズ ルーターは、拡張性に優れたフィルタリング機能、ユニキャストRPF(逆方向パス転送)、高性能レートリミットに対応し、DoS攻撃に対して防御体制を確保しています。Juniper Protectのセキュリティ機能にマルチサービスモジュールを組み合わせることで、高速NAT、ステートフルファイアウォール、DPI/IPS機能などのセキュリティサービスをハードウェア的に実現できます。
M7iの製品仕様
サイズ(RU) | 2RU |
---|---|
最大スループット | 10Gbps |
冗長性 | 電源、FAN |
最大ポート数 | |
FE | 48 + 固定2 |
1GE | 16 + 固定1 |
その他インターフェース | |
SONET | ● |
ATM | ● |
PICスロット数 | 4/FPC |
EPCスロット数 | 1(内蔵) |
電源タイプ | AC/DC |
Juniper Mシリーズ概要
Mシリーズ マルチサービスエッジルーターは、IP/MPLSをはじめ、優れた信頼性、安定性、セキュリティ機能、多彩なサービスを特長としています。エンタープライズとサービスプロバイダのネットワークのエッジはもちろん、中小規模のネットワークコア、マルチサービスエッジPOP、ピアリング、ルートリフレクタ、キャンパスネットワーク、WANゲートウェイアプリケーションなど、幅広い用途に利用できる汎用性に定評があります。
高密度のアグリゲーション機能を備えており、ATM、フレームリレー、イーサネット、SONET/SDH、TDMなど、多様なアクセスタイプに対応しています。特にエッジ機能に関しては、独自の高性能プログラマブルASIC「Internet Processor II」、ジュニパーネットワークスI-Chip、豊富なIP/MPLS機能を搭載したJunos OSの相乗効果により、類をみない強化された機能が装備されています。
Juniper Mシリーズ特徴
新サービスモデル
・充実したVPN機能で多種多様なユーザーニーズに対応
・遅延や揺らぎを抑えるきめ細かいQoS制御によりリアルタイム系アプリケーションをサポート
・IPv6 over MPLS, IPv6 over IPv4 GREトンネル、IPv6/IPv4デュアルスタック機能
あらゆるサービスに対応
・最小規模から中規模アクセスポイント、エンタープライズコアネットワークから支店のアグリゲーションまで対応
・ATM、FR、イーサネット、TDMなど、あらゆるアクセス方式をサポート
・DS0からOC-192/STM-64まで幅広い速度に対応
投資効果の最大化
・制御プレーン、転送プレーン、サービスプレーンを完全分離し、1つのプラットフォーム上で複数のサービスに対応
・安定したレイヤ2VPN、レイヤ2.5インターワーキングVPN、レイヤ2とレイヤ3のQoSマッピングにより、複数のネットワークを共通のIP/MPLSインフラに統合
・論理ルーター機能で1台のルーターを複数の管理・ルーティングドメインにセグメント化できるため、セキュリティを維持しながらインフラを共用可能
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