AIエンジンによる分析と見える化で、エンタープライズネットワークのユーザー快適性を担保Juniper AI-Driven Enterprise

今日、エンタープライズネットワークにはPC、タブレット端末、スマートフォン、IOT機器など、さまざまな機器が接続されます。また、個人が複数デバイスを所有し利用することも、当たり前となりつつあります。 そのような中で、システム管理者にとって安定したネットワークの提供はもちろん、個々のユーザーが快適に利用できているかの指標としてユーザーエクスペリエンス(UX)が重要となります。

ただし、利用中のネットワークがトラフィックを通過させるだけでは、良好なUXを得ていることにはならず、この指標を追跡するのは容易ではありません。サポートチケット数が増えていないからとはいえ、ITインフラストラクチャのパフォーマンスと信頼性にユーザーが満足しているとは見なせません。

そこでジュニパーネットワークスが提唱するのはAI-Driven Enterprise。AIエンジンを用いてUXの分析・可視化を行い、ユーザーに対し真に快適さを担保するネットワークを実現します。

真のユーザーエクスペリエンスを可視化する

AI-Driven Enterpriseの核となるAIエンジン「Marvis」

Service Levels Expectation

アクアセスポイントおよびスイッチから非同期に抽出したリアルタイムのデータを使い、ネットワーク、クライアント、アプリケーションの動作に関する強力な見える化(インサイト)を提供します。

AIで現状のWI-FI/Wired/WAN環境を分析し、各指標に分けて視覚的に表示(抽象化)

ルートコーズアナリティクス

有線、無線、WAN、アプリケーションの主要指標ごとに、カスタマイズ可能なサービスレベルを設定、監視・適用し、ネットワーク全体で最適なユーザーエクスペリエンスを実現します。

サービスレベルが低下している根本原因をドリルダウンで確認。時系列や影響範囲も確認可能!

アノマリー検知

リアルタイムにデータを分析し、SD-WANパスの自動選択、無線リソース管理(RRM)、スイッチ設定の最適化といった是正措置を講じます。異常検知機能により、事前に問題を特定し、ユーザーに影響が及ぶ前に修正します。

AIが得意とするベースラインから外れる異常なイベントを検知可能

チャット会話形式でのトラブルシューティング

Marvis、AIドリブン仮想ネットワークアシスタントでトラブルシューティングを行います。Marvisは、自然言語処理による問題の特定を支援し、 シンプルなクエリーによりネットワークからインサイトを抽出します。Marvisは問題発生時に動的に解決するSelf-Driving Networkという機能を備えています。自動的に修正できない場合は、規定の人的対応により迅速に解決します。

未解決な問題の提示と、その問題を解決するための選択肢を提示して、アクションに繋げます

Marvis AIによる分析、アクション提案

各ユーザー、ユーザーのグループ、アプリケーション、OS、デバイスタイプなどに影響を与えるトレンドを発見して相互に関連付けます。これによって問題が生じる前に解決できます。

イベントフレームワークにより根本原因を特定し、アクションフレームワークにて問題を解決

イベントフレームワークで検出した問題を解決するためのアクションを提供

AI-Driven Enterprise ポートフォリオ

ジュニパーネットワークスのMistシリーズアクセスポイント、EXシリーズスイッチ、SRXシリーズセキュリティアプライアンスを組み合わせることにより、無線から有線まで統合した形でのAI-Driven Enterpriseをワンストップで提供します。

AI-Driven Enterprise ポートフォリオ

まとめ

AI-Driven Enterpriseにおいては、ユーザーエクスペリエンスが良好かどうかを推測する必要はありません。 問題発生時に、ダッシュボードやイベントログを参照して最適な是正措置を判断する必要もなくなります。ジュニパーネットワークスのAI-Driven Enterpriseにより、 ユーザーエクスペリエンスの最適化に必要なインサイト、自動化、アクションのすべてを簡単に取得することができるようになります。

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